ゆるゆるといじると、ピクンと反応し嬉しそうに口端を上げる。にんまりと。
そしてもっと、とでも言うように体を寄せてきた。
それに応えるかのように、つ、と人差し指で周りをなぞる。中の窪みに指を這わすと満足そうに息を吐いた。
次にもう一つの窪み、外部から『音』の情報を取り入れる器官に通じる場所へ指を入れると、先程よりも一層大きく反応し、腰が跳ね上がる。
しばらくそこをぐりぐりと弄っていると、赤く色付いた唇が微かに動いた。

――――…耳の穴に指入れるのってさー。なんかアレの最中みたいな感じがして、ちょっと、ヒワイ」

君も感じてみなよ、とでも言うように手が伸ばされる。
しかし同じ場所に触れるのかと思われたそれは、耳を通り越し、次の瞬間、ぐいと頭を引き下ろした。
煽るような口付けを受けながら合間に誘っているのかと問う。
すると蒼い瞳を細めて、にんまりと笑って、最初に誘ってきたのはそっちでしょ、と返してきた。






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